こんにちは。
ニキビ対策をする上で重要な「ニキビができる原因」の第2弾。
今回は、「角化亢進(かくかこうしん)とストレス」についてご紹介していきます。
角化亢進
ニキビができる「脂腺性毛包」は、頭皮を除く上半身に存在します。
脂腺が大きく、多房性で、毛包は小さく、毛包壁も薄くなっています。
毛穴から脂腺の導管までの毛漏斗(もうろと)は太く深い管になっていて皮脂が貯留しやすい構造をしています。
この毛包壁の過角化(角化亢進)がニキビ発生に深く関わっています。
脂腺が大きく、多房性で、毛包は小さく、毛包壁も薄くなっています。
毛穴から脂腺の導管までの毛漏斗(もうろと)は太く深い管になっていて皮脂が貯留しやすい構造をしています。
この毛包壁の過角化(角化亢進)がニキビ発生に深く関わっています。
何らかの刺激により毛漏斗部が過角化を起こし、角質で毛孔(毛穴)がふさがれると皮脂は皮表へ出られなくなります。
皮脂と角質、毛が毛管内にたまりニキビの赤ちゃん(コメド)がつくられます。
皮脂と角質、毛が毛管内にたまりニキビの赤ちゃん(コメド)がつくられます。
ですので、肌に無用な刺激をあたえない事が大切になります。
ヒフの中で最も過敏な場所は、毛孔(毛穴)の毛漏斗部位です。
ヒフに刺激が加わると、赤くなったり盛り上がったりします。
また刺激閾値(刺激によって反応が引き起こされる刺激量)の低い人では角質増殖を起こし、ニキビができやすくなります。
ヒフを強くこすって、化粧品を毛穴に擦り込む間違った化粧の仕方をしている人もいらっしゃるようですが、毎日毎日化粧をするたびに肌に無用な刺激を与えることのないよう気をつけましょう。
ストレス
現代社会では様々なストレスを受けることが多いですよね。
ストレスは、ニキビを発症させたり、すでにあるニキビを悪化させたりすることがあります。
ストレスは、ニキビを発症させたり、すでにあるニキビを悪化させたりすることがあります。
まず、どういったものがストレスになりうるのでしょうか?
ストレスの原因となるものを「ストレッサー」と呼びます。
このストレッサーには、「外部的刺激」と「内部的刺激」があります。
このストレッサーには、「外部的刺激」と「内部的刺激」があります。
こういったストレスによって自律神経が乱れると、交感神経と副交感神経のバランスが崩れます。
そうなるとホルモンのバランスも崩れ、ニキビができやすくなります。
そうなるとホルモンのバランスも崩れ、ニキビができやすくなります。
また、ストレスによってバリア機能の低下がおこり、異常角化によって毛穴に皮脂が溜まってしまい、ニキビができやすくなることもあります。
20代後半から30代では、大人のニキビあるいはアダルトニキビと呼ばれているアゴのライン(輪郭)から首の部分に頑固なニキビができる方がいますが、このような方は精神的ストレスがかなりの悪影響を及ぼすようです。
ストレスを改善するには人それぞれ対処が違ってくるとは思いますが、まずはたっぷりの休息とリラックスできる環境を整えましょう。
規則正しい睡眠や適度な運動、そして趣味などでストレスを解消することが重要です。
規則正しい睡眠や適度な運動、そして趣味などでストレスを解消することが重要です。
お肌に必要以上の刺激を与えないこと。
そして、自分自身のストレッサーに気づき、うまくストレスを発散することで、お肌の健康も保ち、ニキビができにくい状態を目指しましょう。
次回は「 ニキビができる原因 −その他の原因や悪化に関わる因子− 」をお話していきます。お楽しみに!